写真では伝わらない圧倒的な品質―。YUHAKUの横浜ショールームで見たものとは?

一般的に、ホームページで紹介されている商品の宣伝写真は、より商品のイメージを良く見せようと、スタジオ等を用意し、調光を重ね、最もよく見えるであろう角度を模索し、最高の一枚を切り取ったものである事が多いと思います。

特に食品関連の宣伝写真はその最たるもので、昨今ではその演出が行き過ぎ、実際の商品とあまりにかけ離れたものがテーブルに出され、クレームに発展するケースも少なくありません。

これではせっかくキレイな宣伝写真が撮れたとしても、全くの逆効果で終わってしまいます。背伸びするとこういったリスクが生まれる事を分かりつつも、企業も利益との戦いに必死なのでしょう。全てを否定はできません。

そんな悪しき風習?などとは全く関係のない領域、全く必要のないレベルで財布造りをしているのがYUHAKUです。YUHAKUの財布は実物のクオリティが高すぎて写真では表現できていない、と思います。

今回は、そんなYUHAKUの至高のアイテムが展示されている、横浜ショールームにお邪魔してきました。

YUHAKUの本社ショールームは2014年3月から横浜に移転

YUHAKUという唯一無二のブランド。ホームページで見る写真は、良い意味で時代に追いつけていないということが分かり、個人的にとても衝撃を受けました。

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『あ、YHAUKUのレザーアイテムの全ては、ホームページ上ではその魅力を伝えることは不可能なんだな。』

そういう逆の意味でがっかりしてしまいました。

普通、財布というアイテムをネット通販等で購入しようとして、各ホームページ上で見る写真は、実物のそれよりも良く見えます。正直そう思います。

でもYUHAKUのレザーアイテム、財布たちは総てのアイテムにおいて、本当に大げさではなく総て実物の方が素晴らしい雰囲気を持っています。

YUHAKUの新しいラウンドファスナーの長財布

こうやって写真を載せていますが、この時点でもう不本意です。(笑)写真を載せれば載せるほど、『実物はこんなものじゃないのに…。』という悔しさと、ある意味使命感のようなものまで沸いてくるのです。

『ちゃんとYUHAKUの素晴らしさを伝えたい。』

新商品の束入れYFP114 ライトマルチに惚れ込んで…。

ユハク 束入れ(ラウンドファスナー長財布) YFP114 【ライトマルチ】【限定色】

因みに、今回のショールームにお邪魔させて頂いて、見てすぐさま惚れ込んでしまったのが、この束入れ(YFP114ライトマルチ限定色)です。

もう一目惚れ状態でした。次に購入する財布というか、コレクションとして持っておきたい財布です。絶対に購入すると思います。

(追記)購入しました!実際に購入する時は残念ならがライトマルチは無かったのですが、1番人気のBlueがあったので、そちらを購入しました。

YFP114のディティ-ル

ファスナーの取っ手にはYUHAKUのロゴがあります。取っ手の部分は良く触れるので革や縫製がもろくもくたったり解れてしまいがちですが、こういう感じであれば長持ちというか、糸の解れ等は無さそうですね。

これは実際には聞いて確認はしていないのですが、絶対にそういった事も考え尽くしている確信が私にはあります。

それは、後ほど紹介するコバ処理の話を仲垣さんご本人とさせて頂いた時に、もの凄く感じました。

YFP114の内装全体

内装です。とても繊細な感じですね。ファスナーなキメ細やかです。ガリガリと開くのではなく、スーーーと開いていきます。

内装にはポニーが使用されています。

内装にはポニーという皮革をあしらっています。ポニーは繊維が細かく、柔らかくて軽い皮革です。このポニーにはオイルを加え、しなやかでしっとりと肌に馴染む風合いを与えているそうです。

エイジングも凄く楽しめそうですが、何よりも仲垣さんの気遣いを感じる素材選びと工程をこの商品自体から感じることができて、感動します。

内装の革の部分は、一番指が触れる回数が多いですから、そこを馴染むように馴染むようにと意識しているのは、本当に使う人の事を想っているのだと感じます。

全体的に柔らかい印象。

マチの部分です。全体的に柔らかく温かみを感じます。ファスナーも丸みを帯びています。やはり随所に拘りを感じます。

フリーポケット部

ここはいわゆるフリーポケット部分になります。カード入れとはまた違った表情を見せてくれています。

もう絶対に実物を見て欲しい一品。そして何度も言いますが、YUHAKUの総てのレザーアイテムは実際に見て手に取って初めてその魅力が解ります。

残念ながらホームページの写真ではその良さが完全にスポイルされていると感じました。それがYUHAKUの凄さを物語っているのです。

2次元から与えられる感覚だけでは無理なのです。空気感、匂い、手触り…。全てがYUHAKUのブランドを構成しています。

YUHAKUの染色技術は本物。本当に素晴らしい色合い。

YUHAKUの染色技術

改めて紹介しますが、YUIHAKUの染色技術はアートです。

染めがこのブランドの世界的評価を確固たるものにしています。世界の有名バイヤーがこぞってYUHAKUを見に訪れて感動するそうです。

YUHAKUの染めですが、基本となる素材には、色が入りやすくて艶が良く出るというタンニンなめしの革を使用しています。

そのタンニンなめしの革に下地染めをして、さらに数種類の染料を半透明になるよう重ねていくという、洗練された繊細な技術を駆使しているのです。

ベラトゥーラ技法で染められた革の鞄。

この染色技法はベラトゥーラと呼ばれる絵画の技法を応用した技術だそうで、職人としての技術とアーティストとしてのセンスを高いレベルで問われるのは間違い無さそうです。

『この工程を任せられる人をはじめて迎えたときは本当に嬉しかった。』という旨の事を仲垣さんはおっしゃっていました。

そういった素晴らしいスタッフに出会えたからこそ、このブランドの可能性が広がったとも言えます。

この独特の風合いがたまらない。

このYUHAKUの染色に魅せられている方は非常に多いそうです。

実際にショールームにお邪魔した時間には、他にも招待されていた方たちが沢山いらまして、中には本当にコアなファンの方も居ました。

バッグ、ベルト、財布、小物を総てYUHAKUで揃えているコレクターの方や、お話の中で聞こえてきたのですが、創業者の仲垣さんよりもYUHAKUの歴史において詳しいという方も居ました。(笑)

『もう〇〇さんの方が詳しいですね。(笑)』と、仲垣さんが笑っておられて、私もつい笑ってしまいました。

代表の仲垣友博さんとお話させて頂いて

ショールームの雰囲気も良い。

見学させて頂いている途中、代表の仲垣さんに直接声を掛けて頂きました。

私は本当に感動していて、若干恐れ多い気持ちもありつつ、それでも率直に、素直に感じたことをそのまま伝えさせていただきました。

『私は素人なので生意気に聞こえるかもしれませんが、本当に大げさでは無くて、全ての商品…全部質が高いと思いました。』

『上手く説明できませんが、素晴らしい取組みなのだと感じました。ホームページでは一番人気がYVE110ってあったので思わず購入してしまいましたが、ちゃんと実物を見て決めれば良かったと後悔もしています。(笑)』

また、

『一般的にレザーアイテムって、革ジャンが好きで財布にも鎖が付いていて、ブーツも革で…みたいな客層が付くイメージがあるのですが、YUHAKUの場合、例えば染色に紫とかを使用していても、なんというかスマートな印象で、私のようなキレイめが好きな人にも受け入れられているのかな?って思いました。』

ともお伝えさせて頂きました。

すると仲垣さんは本当に恐縮するような感じで、

『本当にありがとうございます。そんな風に言って頂けるのが本当に嬉しいです。ありがとうございます。』

と、嬉そうに言っていたのが印象的でした。この方は本当に凄いことをやってのけているハズなのに、物腰が柔らかく、常に謙虚で情熱を持たれて仕事をしている方なのだな、と感じました。

それだけでこのブランドの未来は明るいと感じます。

なんというか、話を聞いて凄い感動してしまって、思わず『一緒に写真を撮って頂けますか?』とお願いしていました。(笑)非常に恐れ多いような気がしたのですが、凄く記念となりました。

当サイトの管理人、財布良男(左)と、YUHAKUの代表、中垣さん(右)

左が私管理人の財布良男で、右がYUHAKU代表の仲垣さんです。

コバ処理についての拘りにも感動

YUHAKUのコバ処理への拘り

仲垣さんとお話をさせて頂いた中で、自分なりに感じたことをもうひとつ質問してみました。それは、コバについてです。

YUHAKUのコバ処理は本当に素晴らしくキレイなんですが、同時に、触ってみて感じたのが、その馴染み具合の素晴らしさです。

えてしてコバの部分は、例えば硬い革等を外装に使っている場合などは時にですが、使っていく内にヒビ割れたり剥がれてしまうことがあると思いますが、YUHAKUのコバにはそんな雰囲気を感じなかったのです。

ずっと馴染んでくれるような雰囲気を持っていました。

そういった事を仲垣さんに伝えてみたら、案の定、コバについては相当な想いがあるようで、コバの仕上がり具合等の考慮して素材を厳選しているとのことでした。

『財布の命を決めるコバ。』

とホームページ上で言っているのは本当だったのです。セールストークでも何でもなく、本当に心からそう思っていて、拘りに拘り抜いている事を知った時には、もう私は仲垣さんという人間そのもののファンになっていました。(笑)

訪問を終えて…。

ガラスケース内に佇むYUHAKUのアイテムたち。

最後にもう一度全部のレザーアイテムを見てショールームを後にした財布良男でしたが、『本当に良いモノを見たな~。しみじみ。』という感じでした。

私は過去に芸術系の専門学校に行っていまして、こういったアート色が強い商品に強い憧れを抱いていたのですが、このYHAUKUというブランドのアイテム群は、私のストライクゾーンにどんどん入ってきました。

世間的にはまだ認知度が浅いとは思いますが、日本にはこういった本物の財布を情熱を持って造っている人が居ると思うと、なんだか自分の事のように誇らしくなってしまいます。

非常に有意義な1日となりました。DMを送って下さったYHAKUのスタッフの方々に、この場をもって感謝の意を伝えさせて頂きます。

今度購入する長財布は、もう決まっています。

横浜を後にする時にふと目に入ったもの

YUHAKUショールームの帰り道

横浜には本当に久しぶりに行きました。普段パソコンの前でキーボードを打ってばかりで良い気分転換にもなりました。

そう思いながら帰りの電車に乗るためにホームへの階段を上がっていたら、ふとこんな広告を目にしました。

コカ・コーラとペプシ・コーラの比較をするペプシの広告

ご存知ペプシコーラの広告です。

正直、大手企業がこんなに野暮でつまらない広告を恥じもなく堂々と展開している中、その品質の良さだけで口コミで広がり、そのブランドネームを世に浸透させつつあるYUHAKUの「背中で語る感」は突き刺さりました。

きっとこれからもっと多くの方の支持を獲得していくでしょう。

こんなコントラストが印象に残ったYUHAKUのショールーム訪問でした。

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