ブランド物の素晴らしさと価値に圧倒されるの巻

先日、たままたルイ・ヴィトンの店の前を通りかかりました。イタリアでも日本でもそうですが、ヴィトンやグッチのような店になると、ドアマンがいて、ドアをすっと開けてくれるんですよね。

イタリアで暮らすようになってから、こういう店に入るときほど、堂々としていないといけないということを学んだ私。

ドキドキしながら、新しい財布を探していてふらりと立ち寄ったんですが、やっぱりブランド物って抗えない魅力があるな~…と思ってしまいました。

シンプルだからこそ、バリエーションを増やす

タイガ黒

今回、目に留まったのがシンプルなチャコールグレーの長財布、ポルトフォイユ・ブラザのタイガレザー

画像はアルドワーズです。ほとんど黒に近いグレーなんですが、気品があってとても素敵でした。

シンプルなデザインにさりげなく、ロゴが入っている…。

大人の男性!という感じがしますね。このモデル、ブラザシリーズはこのシンプルなタイガレザーの他に、ご存知モノグラムやエピ、ダミエといった皮革でも作られています。

こちらのダークブラウンのカラーの名前はグリズリ。熊のグリズリ―から来ているのでしょうか。こんなネーミングのセンスも一流ブランドらしいこだわりが感じられます。

グリズリ

ブランド物は人とかぶりやすい!と何度もお伝えしてきた私。

しかし、このポルトフォイユ・ブラザに至っては、タイガやエピ、ノマドなどのシリーズがそれぞれ4~5色展開しています。

同じモデルの長財布でも20種類以上のカラーと皮革の組み合わせがあるということになります。

これなら人とかぶることもないでしょう。

ひとつひとつにストーリーがあること

このポルトフォイユ・ブラザというネーミングはフランス人の探検家ピエール・ブラザにちなんでつけられています。

フランス

ピエール・ブラザはもともとフランス海軍の士官を務めていた人。

生まれはイタリアのローマというイタリア系フランス人です。

ちなみにイタリア名はPietro Paolo Savorgnan di Brazza ピエトロ・パオロ サヴォルニャン ディ ブラッツァ。22歳のとき、おフランスに帰化しています。

ブラザはフランス政府の命を受けて、中部アフリカ探検にでかけ、のちの植民地支配に大きな影響を与えた人物。このブラザが探検に出かける前、ルイ・ヴィトンに特注でトランクをオーダーしたのだそうです。

重要な書類を収納するための秘密の仕切りがあるデスク付きのトランクはブラザの死後、フランス外務省からの依頼を受けて、ルイ・ヴィトンの息子であるジョルジュ・ヴィトンの手により開けられました。

トランクの開け方を知っているブラザが死んでしまった以上、トランクを作った本人に依頼するしかなくなったということなのでしょう。

ブラザは1880年、コンゴ共和国のンタモと呼ばれていた街を訪れ、その地をブラザヴィルと名付けました。

植民地支配というと、ネガティブなイメージがありますがその後もコンゴの首都の名前として残っていることを考えると、コンゴのためにブラザが貢献した部分も大きかったのかもしれません。

…と、たったひとつの財布に、こんな歴史やストーリーが秘められているわけです。これは、ブランド物ではないと味わえない醍醐味ですよね。

このブラザシリーズはカードポケットが12か所、西欧とアフリカの間を奔走したブラザの名にふさわしい旅行にもぴったりの収納性の高い財布になっています。

ブランド物はもういいや!と思っていた私もすっかり魅了されてしまいました。いやー、抗えない魅力ってコワイですね!

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