エイジングが美しい。パティーナの魅力

レディスラインを中心に新商品が続々登場しているココマイスター。

相変わらず、マットーネ・オーバー・ザ・ウォレットのオールドブラックの在庫があるか横目でチェックしながら、新商品にも目を光らせています。

先日、ココマイスターのメールマガジンを見ていたら、『こんなにキレイにエイジングするの?』と驚いた素材がありました。

今日はそのパティーナシリーズのヌメ革についてお話したいと思います。

経年変化の魅力を楽しむなら、ヌメ革

経年変化が美しい、ココマイスターのパティーナ

これは、あるココマイスターのショップ店員さんが使用しているパティーナの名刺入れ。

使用する前から2週間かけて、毎日少しずつクリームを塗っていたのだそう。このことで、革がコーティングされ、実際に使用を初めてからもからも汚れが付きにくくなったのだそう。

確かに『使用する前に』クリームを塗っておくことで、汚れをはじくことができますし、皮脂や紫外線による経年変化もムラなく起こすことができます。

ほとんどシミもなく、まんべんなく、色が変化していますよね。ちなみにこちらは半年程度使用したキーケースの様子。

6か月の使用でここまで変化する。ヌメ革のエイジングの美しさ

いい感じに色が変化していますよね。2年も経てば、上の画像のように美しいアメ色に変化していくでしょう。

皮の表情を生かしたヌメ革

線維が細かく、丈夫な素材。ココマイスターのブッテーロ

ココマイスターのヌメ革はトスカーナにあるタンナー、ワルピエ社のブッテーロを使用しています。

butteroというのはトスカーナ地方の牛飼いのことを指す言葉。イタリアらしい、素朴なネーミングです。

ヌメ革とは、原皮を植物タンニンでなめし、型押しやグレージングなどの表面加工はせずに仕上げた素材のこと。素顔の革という感じですね。

カラーについても、染色しないナチュラルが多いなか、ブラックやダークブラウンもあるので、汚れが気になる方はこうしたダークカラーを選んでみてもいいでしょう。

ちょっと珍しい、黒のヌメ革。ココマイスターのパティーナ

 

このブッテーロは牛が生きていたころの傷やシワ、毛穴などがそのままにあくまで素材そのものの表情を楽しむことができる素材になっています。

またヌメ革は他の皮革に比べて繊維が引き締まっていているため、銀面のキメが細かく、丈夫であることも特徴。初めのうちこそゴワゴワしている感じがしますが、使い込むほどにしっとりと手に吸い付くような手触りを堪能することができます。

ヌメ革を使用し始める前に、日光に当てるという人もいますが、これは上級者のワザ。私はあまりオススメしません。革が乾燥しすぎぎてパサついたり、寿命が短くなってしまいそうな気がします。

表面を保護する意味であれば、防汚効果のためにもやはりココマイスターの店員さんのようにクリームをまんべんなく塗る方法をお勧めします。

使っていれば、自然に日に当たることにもなりますし、そうすれば革にしみこんでいるオイルが染み出てきて、ツヤとなめらかさをもたらしてくれるはず。そうなれば、クリームでのお手入れは数か月に1回でOKです。

パティーナの売り切れが続いている理由。

ナチュラルだけじゃない、ココマイスターのヌメ革、パティーナのカラーバリエ

美しい経年変化が楽しめる素材、パティーナ。ただ、今は原皮そのものが不足しているうえ、一定基準の質を満たした皮が手に入りづらくなっており、輸出される皮が減ってきているのだそう。

そのため、パティーナシリーズも現在売り切れ状態が続いています。

これはヌメ革、パティーヌ以外の革にも言えることなのですが、イタリアのタンナーは『できないものはできないよ』と平気で言うので(笑)、生半可な質のものは輸出しようとしません。

そう。どんなに『日本のお客さんが欲しいって言っているんです!』と食い下がっても、質が悪いものは作ろうとしないんです。そのガンコさをもっと別のところに生かしてほしい…。

ですから、ある意味、再販がかかったときや在庫があるときは出会いものと思って買ってしまうことをオススメします。

そんなわけで、オーバー・ザ・ウォレットのオールドブラックを買おうかどうか迷っているマローネです。どうしようかなぁ…。

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