タンナーの話

タンナーとは、皮を革にする人・会社・所の事を言います。一般的にはなめし革業者とか皮革製造業者と言われています。

動物から剥いだ生の「皮」を、財布の素材として利用できる「革」にするためには、
なめし(鞣し)という処理を行いますが、そのなめしを行うのです。

なめしは英語でtan(タン)と言い、それを行う者ですからtanner(タンナー)と言うわけですね。

皮をなめし革財布として利用されますが、その製造過程において、タンナーの担う役割は非常に大きく、技術力が問われます。

タンナーは職人技ですから、しっかりとした技術を持つタンナーであればあるほど、革財布のクオリティも当然上がります。

タンナーの本場はヨーロッパ?日本はどう?

よく、革の本場はヨーロッパ…もっと絞ればイタリア・トスカーナ地方という記事を目にしますから、当然そこにタンナーが集中しているハズです。

ですからタンナーの本場もヨーロッパだと言って間違いはありませんが、日本にも優秀なタンナーは沢山あるようです。

私がちょっと調べた程度のまとめになりますが、ここで我が日本が世界に誇るタンナーを紹介しておきます!日本人ですから。

栃木タンナー

栃木レザー(旧栃木皮革)

昭和12年創業の老舗タンナー。本場ヨーロッパのタンナーをも凌ぐと言われる、最高技術を誇る日本屈指のタンナーです。

シンプルに革本来の特徴・雰囲気を大切にし、余計な化学薬品などは一切使用せずに100%植物タンニン鞣しで処理をする最高級のヌメ革の評価は随一。

新喜皮革(しんきひかく)

新喜皮革(しんきひかく)

兵庫県姫路市花田町にある、世界屈指の馬革(コードバン)タンナーとして評価されている会社です。

兵庫県は姫路・龍野(たつの)という土地は、昔から地場産業としてなめしが行われている土地で、この新喜皮革をはじめ80社ほどのタンナーがあります。

日本最大のタンナーの集積地となっていて、この地区だけで全国の約35%を占めているほど、姫路・龍野は日本におけるタンナーのメッカなのです。

しかも、馬革(コードバン)を扱うタンナーは非常に少なく、馬革をフルタンニン革(100%天然樹液だけでなめした革)にしたり、コードバンを生産できるのは新喜皮革だけだそうです。

調べた限りですと、栃木レザーと新喜皮革を中心とした姫路レザー、この2つのタンナーが日本においては最も大手で品質が高いようです。

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