良質な革財布を知る

当サイトの名前は「良質革財布.biz」と言いますが、このサイト名に使われている「良質」という言葉…。一体何をもって良質なのでしょうか?良質な革、引いては良質な財布とはどんな財布を言うのでしょうか?

ここでは当サイトが定義する良質な革の財布についての解説をしてみようと思います。もちろん、私が考えるもの以外にも色々と意見はありますので、あくまで一個人の見解として、その辺ご理解を頂きたいと思います。

1. 天然皮革を使用している

天然皮革というのは、本物の動物の皮をなめしたものを言います。本皮と呼ばれるものです。これに対するものとしては、人工的に作られた人造皮革(人工皮革、合成皮革)があります。

なめし現代においては、『天然皮革と人工皮革どちらが優れているの?』と聞かれたら、一般向けに言えば『用途によって選べばいい。』という答えになります。

それ位、現在の人造皮革に込められた技術は素晴らしいものがあるからです。

例えばサッカーのスパイクに使われる人造皮革を見れば、耐水性、耐久性に優れ、決して安いものではない事が分かります。

天然皮革は呼吸をしている

ただし!こと財布に関して言えば天然皮革が良いです。その理由としては、何と言っても人造皮革にはない、吸湿性放湿性という二つの大きな性質を持っているからです。

天然の皮革は、水分(汗)を吸い取る一方で、同時にその水分を適度に発散するのです。つまり言い換えれば天然皮革は呼吸をしているのです。

呼吸をする天然皮革。

これが素晴らしいエイジングをし、長持ちする天然皮革の秘密なのです。合成皮革、人口皮革は、あくまでも天然皮革の外観や構造を模倣して作られた革なので、呼吸はしません。

ちょっと抽象的な評価になってしまいますが、天然皮革は、天然素材だけが持っている深みのある美しさや、柔らかな手触り、そして質感があるのです。

実際に天然皮革の財布を購入した人の感想としては、『風合いがとても良い。』 『革の質感、表情が好みだ。』 『艶々していて美しい。』 『とても丈夫で長持ちする。』 といったものが多いです。

また、上質な天然皮革は、その革に合うクリームなどを用いて手入れすれば、素晴らしい光沢感が得られますし、場合によっては一生ものになるのです。

2. 職人レベルの人が作っている(日本人が作っている)

財布を作るには、革を縫い合わせる工程が必須です。それを縫製(ほうせい)といいます。また、革を商品に応じて適切なサイズに裁断し、その切れ端を加工処理したりします。これはコバ処理といいます。

良質な財布を定義する場合、この工程における技術力というのは、絶対に外せない要素です。丁寧な仕事か、それとも雑な仕事か…。一目で分かってしまう部分です。良質な財布は、もれなく美しいのです。

財布の寿命を左右する縫製技術。

一個の財布の耐久性というものを考えた時、最も大切な要素が縫製技術です。

いくら革自体が『堅牢で耐久性に優れ…。』と謳っていても、技術が乏しい縫製の場合、その財布は半年も経たないうちに、型崩れや糸のほつれが生じてしまうでしょう。

特に二つ折り財布の場合は顕著で、本当に縫製がダメな財布は数週間(私の経験では最速6日目)でダメになってしまいます。

これは逆に言えば、 耐久性の低い革でも、しっかり丁寧に縫製された財布であれば長持ちするという事です。最も、革自体の手入れを正しく行うことが前提ですが。

美しい縫製ができる日本の職人と業界の事情

技術力やサービスの品質というのは、厳密に言うと個人に依存するものなので、どこの国だから技術力が無い、この地域だから素晴らしい技術がある、というのは簡単には言えません。

また、当然ですが会社としてサービスや技術を投入した商品を展開して提供する場合には、品質、引いてはその元となる技術力に差があってはいけません。

このような側面から単純には区別できないのですが、大まかな傾向というのは存在します。革財布の業界言えば、価格重視の海外 or 品質重視の日本 という図式があるようです。

もう一つ別の言い方をすると、海外の工場生産者が作る財布 or 日本の職人が造る財布 という捉えられ方を、財布全般に関してはされています。

日本の職人による財布の縫製技術は高い世界的に見て、財布の縫製技術について日本はかなり評価が高いそうです。やはり「ものづくりの国」なんですね。

もちろん職人でもピンキリなのですが、全体的(平均的)に高いのは事実みたいです。

今の日本の財布市場を見ると、海外での縫製委託による財布の割合は多数派です。これは、どの商品もそうですが、人件費が財布の価格に大きな影響を与えるからです。

そうなると当然ですが、人件費の安い中国などのアジア諸国に委託する流れとなります。

現状、これらの国では、手作業による縫製をしてはいるのですが、職人の域には程遠い人たちが工程を担うため、縫製の甘い財布になってしまい、また不良品も多いのです。

日本の消費者は世界一わがままな厳しい目を持った消費者ですから、中には全く受け入れてくれない人も居るでしょう。

もちろんですが、日本国内で作られている財布でも工場生産的に作られている財布は沢山ありますから、

国産でも熟練の職人が手縫いしているかどうか?

個々に確認する必要があります。

コバの処理で決まるクオリティ。

縫製も重要ですが、コバ処理も重要です。コバとは革の切れ端の部分ですが、この処理の仕方によって財布の印象はガラリと変わりますし、クオリティも分かります。

ごまかしが全く通用しない部分で、職人の技量とセンスが問われる部分です。ただし、一概に正解が無いと言われるのがコバ処理の世界です。

しかし、当サイトで紹介している財布はシンプルでスタンダードなものですから、基本的にムラやギザギザなどがない、素人目で見てもキレイで美しいコバが良質な財布のコバだという定義をします。

キレイで美しいコバキレイで美しいコバというのは、ムラが無く磨かれたものや、革と革の接合面が分からない、まるで一枚の革のように仕上げられたコバです。

因みに、右の画像は当サイトでも紹介しているYUHAKUというブランドの1番人気の長財布のコバ処理の様子です。

美しい縫製とあいまって、ちょっとした芸術作品のようなオーラが出ていますよね。

丁寧に処理されたコバはココが違う!

コバの処理には色々ありますが、基本としては、コバを削りだし、下地を整え、塗料を着色し、熱したコテで蜜蝋を溶かしコバに染込ませる、といった工程を何度繰り返し行い磨きます。

この工程で品質に差が出るのです。手間を惜します丁寧にコバ処理がされているコバは、傷が付いてしまっても、磨き直しが何度でも出来るようになっているのです。

ですから良質なコバの財布では定期的にコバ磨きをすることで輝きを取り戻し、十何年、何十年も使い続ける事ができるのです。まさに良質な革財布の定義に相応しい話だと思います。

3. 消費者目線のサービスができている

これは財布の品質に直接関係の無い話だと思う方が多いと思うのですが、私の良質な財布の定義の条件の中にはしっかりと入ってきます。

むしろ最重要項目として、一番目に語ってもおかしくないと思っています。

通販サイトの情報が豊富&買い物がスムーズ

サービス提供者側の目線になりますが、通販サイトでは対人接客がありませんから、実店舗よりも商品(情報)の閲覧のし易さに敏感でなければいけないと思います。

ココマイスターのサイトは商品が探しやすい。拡大する

そういった部分が丁寧に作られている通販サイトは、商品も良質という傾向が強いと思います。これは、マーケティングの重要性や顧客情報の獲得の重要性を理解している事以上に、商品に自信がある事の表れだと思います。

商品の説明やアフターサービス、ショッピングカートの操作性等、突き詰めるべき所は沢山あります。例えばココマイスターの通販サイトなどは、リニューアルによってどんどん洗練された雰囲気になり、商品が探しやすくなりました。スマホ表示もバッチリです。

どちらがリニューアル前で、どちらがリニューアル後かどうか?言うまでも無いと思います。当然右がリニューアル後です。

ココマイスター通販サイトはリニューアルして成功している例拡大する

センスあるデザイナーがレイアウトしたサイト、優秀なSEが作った操作性に優れている決済システム等は、より多くのコストが掛かっているワケですが、『いかにしてストレス無く買い物をして頂けるか?』の意思の表れだと思うのです。

問い合わせに対して真摯な態度が見てとれる

私がよく使う方法なのですが、気になった財布があったら、その販売会社にメールで問い合わせるという方法は、良質な財布を提供しているかどうかの判断に有効だと思っています。

問い合わせる内容は何でもよいのですが、自分が欲しい財布に関する疑問や要望がベストでしょう。メールで問い合わせてみて、その反応をチェックするのです。

良質な商品を作っているところは、総じてメールの返信が早く、どんな内容のメールにも感謝の意を表し、自分が問い合わせた内容の回答プラスアルファ、何かしらのお役立ち補足情報も付け加えてくれるでしょう。

例えば私が過去に、株式会社ユハク(YUHAKUの財布を販売)に問い合わせたメールの返信を紹介しますと、

財布 良男 様

いつもありがとうございます。
YUHAKU ONLINE SHOPの大山と申します。
この度はお問い合わせいただきまして誠にありがとうございます。

ご質問いただきました一番売れている商品になりますと、
ヴェラトゥーラシリーズの束入れ[YVE110]になります。
また、新作につきまだ実績はございませんが、お勧めの人気の商品として、
フォスキーアシリーズの束入れ(ラウンドファスナー)[YFP114]がございます。

この度はお忙しいなか弊社商品をご検討いただき誠にありがとうございます。
用件のみで申し訳ございませんが、何卒よろしく願い申し上げます

このメールは休業日の土曜日に送ったのですが、返信は営業開始である月曜日の午前8:52分という、案内にある時間を超えた最速の返信でした。(案内では、休業日の問い合わせは、翌営業日10:00~の対応。)

また、質問は『人気、売れ筋の財布はどれですか?』という質問だったのですが、その回答プラスアルファ、新作で人気の商品の紹介もしてくれています。

私はこの時点までYUHAKUでラウンドファスナーの長財布が発売されたことを知らなかったので、とても参考になりました。

メール自体とてもシンプルですが配慮の言葉がワンポイントあるので、『丁寧な対応をしてくれた。』という気持ちになるメールです。結局のところ、商品に満足するというのは、こういった小さい部分の積み重ねだと思います。

本質は気持ちが満たさせるということ

この感情が財布という商品に転化され、『良質だな。』という気持ちが芽生えてくるは、とても自然な人間の気持ちの動きですよね。

こういった事が出来ている会社というのは、社風が良かったり人材が豊富ですから、自ずと良質な商品を提供できる力がある、という事なんです。

接客やサービスは、一見すると商品に全く関係の無いことだと思っている人も多いと思いますが、実は密接な関係というか、土台の部分にこういった事があるのだろうなと、私は思っています。

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