マローネのゆる~いイタリア語講座 vol.6 「その土地の料理を頼んでみよう!」

イタリア語講座・お食事編の続きです。

皆さんは、『イタリアに行くなら、これが食べたい!』という料理、ありますか?観光にいくなら、是非、その地方の名物料理にどんなものがあるのか、ざっと下調べしておくことをオススメします。

その土地の料理を食べるのがイタリア料理の醍醐味

イカ墨パスタ

日本から来た観光客の方のお世話をしていると、たまにローマやトスカーナ地方を観光していても、『イカ墨のスパゲッティが食べたいんです!』とリクエストされることがあります。

でもこれ、実はほとんど不可能なんです。なんで?と思いますよね。

イカ墨のスパゲッティというのはもともとヴェネツィアの料理。

ヴェネツィア観光中なら食べられることが多いと思いますが(それもイカがあるかどうかの季節による)、他の地方のレストランやトラットリアで供されることは、ごくごくまれ。

ほとんどないと言っていいでしょう。

イタリアに行ったらその土地の食べ物を食べたい!イタリアに行ったら、その土地の物を食べる!

当たり前のことですが、日本のスシ・テンプラ・サシミのように、どこでも食べられる料理というのは面白みに欠けると思います。

やっぱり、その土地の物をリサーチしていくのがベターですね。

他の地方の料理や季節外れの料理をイタリアで食べるのは結構、難しいんです。

同じようにペースト・ジェノベーゼ(ジェノバ風バジリコのペースト)も、バジリコがワサワサ生える夏以外は厳しいかもしれません。

その土地の料理を覚えて行こう!

イタリアに行きたい!と興味をお持ちの方なら、ご存知かもしれませんが、イタリア料理にはAntipasto (アンティパスト・前菜)、Primo piatto (プリモ・ピアット=パスタ・ごはん物)、Secondo piatto (セコンド・ピアット 肉や魚のメイン)という食べ方の順序があります。

『えー、そんなに食べられないよ!』と思っても、大丈夫。

アンティパスト・前菜無理に全部食べる必要はありません。イタリア人の場合、アンティパストとセコンドのみというパターンや、お昼はプリモだけでおしまいという人がほとんど。

ただし、セコンドを食べたあとに、もう一度プリモに戻ってスパゲッティを注文…というのはNGです。(マローネは経験済。あのころは食欲旺盛だった…。)

せっかくなら、その土地の美味しいものを食べたいですよね。ここで観光でよく行くローマやフィレンツェの名物料理をいくつか紹介しましょう。

ローマの名物料理

ローマイメージ

イタリア観光といえばローマ!ローマの名物料理を覚えて、現地で食べてみましょう。

ローマといえば、まずbucatini all’amatriciana(ブカティーニ・アッラ・アマトリチャーナ)。日本ではスパゲティで作られることが多い料理ですが、ローマでは面の真ん中に穴の開いた、bucatiniブカティーニが使われます。

また日本ではベーコンで作られることがほとんどですが、ローマでは豚の頬の肉であるguanciale(グアンチャーレ)で作ります。

これが、ベーコンとはまったく違った味わいですので、是非試してみてくださいね。

spaghetti alla carbonara(スパゲッティ・カルボナーラ)

そして、日本でも有名 spaghetti alla carbonara(スパゲッティ・カルボナーラ)もはずせません。こちらもguancialeやpancetta(パンチェッタ・豚のバラ肉の塩漬け)が使用されます。

生クリームは使いませんが、本来はpecorino(ペコリーノ・羊乳のチーズ)が用いられるので、充分コクが楽しめます。

メインには仔牛の肉のソテー、saltimbocca alla romana(サルティンボッカ・アッラ・ロマーナ)を。 Salvia(サルビア・セージのこと)の爽やかな香りが楽しめる、ボリュームのある一皿です。

同様に仔牛の胃である、Trippa alla romana(トリッパ・アッラロマーナ)もいいですね。

お気づきかと思いますが

  • alla romana (アッラ・ロマーナ)
  • alla fiorentina (アッタ・フィオレンティーナ)

とつくのは、ローマ風、フィレンツェ風といったその土地の料理。メニューにも書かれているので探してみてください。

Contorno (コントルノ・付け合わせ)としてオススメなのはCarciofi (カルチョーフィ・アーティチョーク)のローストなど。日本ではなかなか食べる機会がないので、ローマに来たら是非、試してみてください。

次回もトラットリア&レストラン編、続きます!

マローネのゆる~いイタリア語講座

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